筋内出血と筋間出血

筋断裂や筋への外力によって筋内に出血が生じると、これにより筋内圧が上昇し、血管が圧迫されます。

これによってさらなる出血は抑制されますが、腫脹が起こり48時間以上の持続と、圧痛、自発痛、可動域の低下を伴います。

出血部は周囲の組織から水分を吸収することで、さらに腫脹が増強し筋機能を著しく低下させる可能性があります。

また、筋膜のその周辺の血管が損傷されると出血は筋間に生じます。

重力の作用により内出血と腫脹は、受傷24〜48時間後には損傷部位より遠位に現れます。

圧の増加はなく、腫脹も一時的であり、筋の機能は早期に回復します。

こうした筋損傷には急性期の処置が特に重要であり、受傷後36時間では不安定であり、この間に再び打撲を負ったり、急激に筋を収縮させたり、無制限に荷重させたりすると、さらに出血を生じる可能性があります。

したがって、最初の2〜3日は軽度であっても重症であることを念頭に置くべきだと言えます。

また、筋内、筋間どちらの出血かの診断はその後の療養にとって重要であると言えます。

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